土曜:飯塚まで車いすテニスを見にいってきた。
クルマがないとやっぱり不便。天神→特急バス田川行きにて途中下車。
まずはクアードクラス・男子シングルス決勝。
重度障害のクラス、ボールのスピードはそれほど速くない。
しかしチェアさばき、ラケットさばきはすごいものです。
次に女子シングルス準決勝、6-4 2-6 7(6)6の大接戦。
どんどん男子準決勝の開始時間は遅くなり、ジリジリと日焼けしていく・・・
ちょっと怖いマスコット、自販機に描かれてます。
そして国枝選手登場。
試合前のウォーミングアップでは相手とのストロークもそんなに大差ないかな?とは思ったものの、
ゲームが始まるやいなや、隅に決まるサーブ、相手の逆サイドをつく正確なパワーショット。
序盤3ゲームは1ポイントも落とさなかったのでは?
開始20分もしないうちに1st6-0。圧倒的。絶対にかないません。
車いすテニスの2バウンドまでOKというルール、浅くなった玉であれば落ち着いてコースを狙うことが出来る。
コードボールはどうしようもないが、ドロップショットでもうまくいかなければ相手のチャンスボールになる。
またサイドに振られたボールでも追いついてロブでかわす。
車いすでの闘いだが、普通のテニスを見ているように続くラリー、サーブ&リターン。
最後1ゲームを落とすものの、2ndも6-1で完勝。
王者のプレー、集中力、スゴイものを見た。感動した。
25年も続く大会、地元の寄付金等ご支援やボランティアに支えられて運営している。
まだまだマイナーな競技かも知れない、だけど地道なことで、もっと注目を浴びればいいなと感じました。